なんだか固い名前の会議ですが,
お声がけいただいて昨年より末席に加えさせていただいています。
日本一女性が働きやすい街を目指している酒田市。
どうしたらそれを実現できるのかを話し合う会議です。
私は弁護士として,それから子育て当事者としての参加も意味があるのかなと思って
参加させていただいています。
今回の会議でもやっぱりコロナ。
報道で言われているように,非正規雇用の方(多くは女性)から
収入が下がったという声があるという紹介がありました。
債務の返済が厳しい方であれば,弁護士につながることができれば,
今話題のコロナに対応するために借金の整理をしやすくなった制度があるので,
そういった対応も視野に入れてお話しできることがあるのにな,と歯がゆい気持ちでした。
また,赤ちゃんが生まれた女性の感じる閉塞感の話や,
自分の時間が取れない辛さみたいな話も聞かれて。
子どもが生まれて,不安だらけで,ましてやコロナ感染が怖いとなると,
本当に引きこもってしまう気持ち,わかるなぁと。
そこで勇気を出してどこかにつながってみるには,
身近な人の理解・手助け・フォローがいる。
敵はコロナだけではなく,自分自身の中の罪悪感もある。
子どもに対して完璧な親でありたいという気持ちが追い詰められる。
完璧じゃなくていいんだよという声が悪魔の誘惑に聞こえる。
そういう時期があったことを思い出しました。
酒田にも待機児童がいるという話も。
長期的にみれば数は減っていても,望む保育園・こども園・学童に
入ってもらうことができない人がいる。
その人の辛さは,数が減ることでは解消できないのになぁ。
数が減ったことでそれで良しとするのは抵抗があるなぁ。
などとつらつら思った会議でした。
酒田市の人口は,女性の方が多い。だけどなぜか女性がマイノリティ。不思議だ。